二宮 崇
NINOMIYA TAKASHI
代表取締役社長
NINOMIYA TAKASHI
代表取締役社長
大学卒業後、計測機器メーカで営業職を担当。2003年二宮電線工業株式会社に入社。2016年に代表取締役社長に就任。
FUJITA KOUSYO
製造部課長
設備工事関連の職種から転身し、2005年に二宮電線工業株式会社へ入社。現在は製造部にて電線に樹脂を被覆する業務に携わる一方、マネジメント職として現場を取り仕切っている。
司会 藤田さんは他業界から転職されたとのことですね。二宮電線工業に入社してどんな印象を受けましたか?
最初に感じたのは、「人と人との距離が近い」ということです。社員同士が部署の壁を超えて気軽に話し合える距離感があって、風通しの良い会社だと思いました。
当社の特色の一つが、アットホームな職場であるということ。仲間に対して優しく、協調性のある社員が多い会社です。そうしたことから、人と人の距離が近いと感じられたのでしょう。
確かに、仲間に対する気配りをできる人が多いと感じます。たとえば納期の厳しい仕事を受注したときや、トラブルが生じたときなどには自然に人が集まって、担当者をサポートするという気風があります。
また、皆が助けてくれたから次は自分がサポートしようという気持ちを各々がもっているため、互いに助け合う「思いやりのスパイラル」が、組織に生じ続けています。
司会 社長ご自身が、よく現場を回られているとのことですね。
はい。ほとんど毎朝、全部署に顔を出して社員と顔を合わせています。そして気になることがあれば、誰とでも気軽に話をしています。実際、藤田君にも現場の状況を聞いたり、ときには相談したりということもあるんですよ。
ざっくばらんに話しかけていただけるので、なんでも忌憚なくお話しできます。あまりにもフランクな雰囲気なので、入社当初は少し驚きましたが(笑)。
そうした風通しの良い風土は、二宮電線工業が長年にわたって培ってきたものです。当社に転職された方やお客様にはそうした空気感が伝わるようで、「社内の雰囲気が良い、社員の表情が明るい」ということをよく言われます。
そうですね。当社に少しでも興味がある方は、ぜひ一度会社に来ていただきたいと思います。雰囲気の良さを、きっと実感していただけるはずです。
司会 藤田さんは日頃どのような姿勢で仕事に臨んでいますか?
自分が所属する製造部のメンバーや、私と仕事で関わる人全員が、「楽しい」と思える環境をつくりたいと思っています。もちろん、仕事は厳しさをもって取り組むべきです。ですが、働くことに楽しさを感じたり、自社を好きだったりという気持ちがないと、仕事の質も上がらないと思うんです。
当社には、自社製品によって日本のものづくりを支えているという自負があります。そのため徹底して品質にこだわり、お客様の多様な要望にも対応し続けています。そのようにシビアな業務だからこそ、メンバーが気持ち良く働ける環境を整えたいと思っているのです。人と人との距離が近く、心地よく働けるという社風そのものが、当社製品の品質を支えているものと私は考えます。